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あなたは大丈夫?大人の虫歯

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いまさら聞けない、虫歯のキホン

虫歯とは、口の中の細菌が糖分を餌にして酸を作り出し、歯を溶かしてしまった状態のことを指します。虫歯が進行すると、歯の中の神経に達し酷い痛みを引き起こしたり、細菌が全身に回ってしまったりします。

歯周病と同じく、虫歯の原因は歯垢です。
細菌が砂糖を取り込み、歯垢の中で乳酸を作り出して歯垢は酸性になり、触れている歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうのです。
歯が溶けるこの状態がずっと続くと、最終的に穴が開いてしまい「虫歯」と呼ばれる状態になります。
虫歯を放置すると歯の神経にまで細菌が侵入して神経が死んでしまったり、あごの骨の中に細菌が巣を作ったりしてしまうこともあります。

過去にひどい虫歯の治療で神経を取り除いている場合は虫歯が進んでも痛みが出ないため、神経のない歯はほかの歯に比べてますます虫歯に気付きにくく、ある日突然歯が折れる…なんてことも。
痛みがなくても歯科でチェックすることが大切です。

大人の虫歯、子供の虫歯とココが違う!

子供の頃、虫歯になった記憶はありますか?
ズキズキと痛んで、歯の表面に茶色い穴があいているのを覚えている方も少なくないのではないでしょうか。
大人の虫歯と子供の虫歯には違いがあります。

まずは、虫歯ができやすい場所です。
子供の頃は歯の表面、噛み合わせの面に虫歯ができることが多いですが、大人の虫歯は歯と歯ぐきの境目にできることが多いです。
なぜかというと、加齢や歯周病によって歯ぐきが下がって、本来歯ぐきに覆われていた部分の歯が露出するからです。そうして露出した歯は、硬い「エナメル質」で覆われていないため虫歯になりやすいといわれています。

また、子供の虫歯が一般的に「狭くて深い」と言われていることに対して大人の虫歯は「広くて浅い」と言われています。
虫歯が神経まで届かず痛みを感じることが少ないため、気づかないうちに虫歯が広範囲に広がって歯を弱めてしまうのです。